最近、非常に多くの問合せを受ける事があります。
今日もお客さんから相談を受けました・・・(^-^;　

個人個人で少し調べてもらえれば分かる事ですので、BLOGに記載するまでもないかなと思ってましたが、
やはり知らない方、良く理解されて無い方も沢山みえるようなので掲載したいと思います。


「残価設定型クレジット」・「個人リース」等。

「んん？」と思われるお客さんは、
御自分でスマホ等でネット検索してメリットと、デメリットを比べて判断されるかと思います。
少しスマホ等で調べれば、沢山の情報がヒットします。

最近特に多いですが、
ディーラーや専門店で、残価設定クレジット→「残クレ」や「リース」を凄く勧められるようです。
「月々の安い金額で新車が乗れる」って事で魅力を感じられる方は少なくないと思います。

これは得なのか？損なのか？と聞かれます。

普通のクレジットで購入するよりは月々の支払いが安くなります。
それはそうなります。残価として新車購入価格の内、一部の金額を据え置いてクレジットにする訳ですから・・・(-_-;)
※ただ、据え置き設定した残価にも「金利」がかかっています。元金が減った訳では無いですから。

「少しでも月々の支払額を安くして新車に乗りたい」という方には、いいのかなと思います。

ただ支払総額や、最終的に残価を精算して支払自体を無くしてしまおう思うと、
結果的に返って高くついたりする事があるのは事実です。

「新車を手に入れて、支払いも終え永く乗り続ける」という表現は当てはまらないと思います。。。

残価がある限り、全額支払わないという事で精算出来てない訳ですから、「自分のモノ」にはなりません！
車検証に記載される所有者も「クレジット会社」の所有になります。
言い方を変えれば、「あくまで借りている」状態です。だからリースというんですが・・・。

5年後に、残価を再ローンを組んで買い取る場合は、今まで残価にも金利がかかっていたのに、
さらに再ローン金利が発生するのでトータルで考えて高くなるのは言うまでもないです。

車を返却する場合は、キズ、凹み、ぶつけて修理して修復歴になってしまった、
思ったより走行距離伸びてしまった、内装・天井に内張りにキズ等々、
時には「もらい事故」、「凍結道路で滑って追突事故」等様々な状況が考えられ、
契約時に約束した車の状態ではなくなってしまった場合、追徴金を支払わなければならないという事になります。

こんな心配を何年間も常にしながら、車を維持するのは正直辛いのでは・・・と思います。

事故で廃車にしてしまった場合は、
言うまでもありませんが残価もすべて含めた金額の支払い義務は発生します。

あと、人気車種で人気の外装色であれば、残価以上に査定が付く事場合もありますし、
トヨタで残クレを使われれば、次回もトヨタしか選べないという事もあります。

「残価設定型クレジット」は、
短期スパンで次々と車を買い替えたい人や、ずっと「ローンの支払い」を続けても苦にならない人には、
メリットとして考えられますので、人によっては全部がデメリットではないとも言えます。

「安く買えて絶対お得！」ではなく、
「月々、通常ローンで購入するよりは安い支払いで新車に乗れて、自分の車のように使用出来る」という表現が
個人的には当てはまるのかなと・・・。

・クレジット・リース期間満了時に、再ローンを組んでの買取りは絶対損なるという事。

・返却して新たな車を残クレする場合は、同じ事の繰り返しになりますが車は新しくなる。

・この残価設定ローンやリースを「良い方法」として利用される人もみえる。

・個人事業主の方のリースの場合は、節税対策として考える事が出来る。

・途中解約時に違約金が発生、返却時に追徴金が追加発生する場合がある等々・・・

※こういったクレジット商品を「クルマの購入方法」として人（お客様）に勧めるのであれば、
　「メリット」と「デメリット」の両方をお客さんへ十分説明するのは、担当営業の一番大事な仕事です。

これに関しては、説明が非常に長くなりますので、ネット上に掲載されてるのを貼り付けますので、
読んでみて下さい♪　

下の3個のURLには、色々詳しく説明してあります。是非、見て下さい！

https://smartdrivemagazine.jp/useful/zankasettei-loan/

https://kurumaiko.com/post-2008/

https://おカネちゃん.com/cardloan/article/residualpricetype-credit-toyota-salespeople-interview/


当店がお勧めするのは、金利の安い金融機関のオートローンを使って購入する事です(^^)/
例えばですが、農協さんなんて1.3％～1.8％とかで借りれるんですよ(◎_◎;)！
凄く安いです！
10年でも組むことが出来るようですので、
5年後に残りを精算したい場合は買取りに出して現金化して精算すればいいだけの話です。
その方がよっぽど安い金利で済みますし、修復歴や走行距離が伸びていても、そんなに気にならないでしょう。
元々、通常の買取りオートローンですから、買取り金額が思ったより安かった場合は、今まで通り乗ればいいだけです。
追徴金や、再ローンの金利を心配しなくてもいいわけです。

中古車になっても査定の落ちない車種を選んだり、色々な選択肢での車選び・購入方法を一緒に考えましょう♪