知らない人に知って頂く為にもBLOGに書きます。

ウチは飲食店ではないですが、他人事ではありません。
長年の管理ユーザー様で飲食店を営業されているお客さんが何人もみえるからです。
皆さん苦しい思いをしてみえます。　

何故、今回の「年末年始 営業時間短縮要請　協力金制度」に
岐阜県では32市町村が希望し指定されているのにもかかわらず、
高山市は「希望しない・必要ではない」との意向を示し、
市内の飲食店さんは協力金を受け取れない状況となっています。

以下、岐阜新聞から抜粋↓

要請期間は、愛知県と足並みをそろえる形で当初予定から１日前倒しし、
今月１８日から来年１月１１日までの２５日間とした。
時間に変更はなく、午後９時から翌日午前５時までの営業自粛を求める。
カラオケ店やライブハウスなども含まれる。県は対象を計約１万３千店舗と見込んでいる。

県は当初、繁華街があったり、飲食店を中心としたクラスター（感染者集団）が確認されたりした
岐阜、大垣の２市と、市町村との協議で中津川、羽島、各務原、瑞穂の
計６市に要請すると決めていた。

しかし、政府の方針で１６日までに協力金が倍額となることになったため、
県が再度、市町村の意向を聞いたところ、
多くの自治体が地域の状況などを考慮して対象に加えるよう希望したという。

新たに対象に加わる市町村は、多治見、関、瑞浪、恵那、美濃加茂、土岐、可児、山県、飛騨、本巣、海津の１１市と、
岐南、笠松、養老、垂井、関ケ原、神戸、輪之内、安八、北方、坂祝、川辺、八百津、白川、御嵩の１４町と、東白川村。

一方、対象とならなかったのは、
高山、下呂、美濃、郡上の４市と、揖斐川、池田、大野、富加、七宗の５町、白川村の計１０市町村となる。

↑ここまで。

お隣の飛騨市は対象地域となっています。


「希望しなかった」という高山市の判断は、現場の状況を理解されているのでしょうか？
　
この高山市の判断によって１件でも存続不可能な飲食店が出てきた場合は大問題になります。

毎日毎日、朝・昼・夜とあれだけTVニュースで
「感染拡大」「4～５人以上での飲食を控える事」「医療現場がひっ迫」等々やっているさなか、
誰がホイホイ街に飲みに出かけますか？？　
ほとんどの人が躊躇していると思います。

心苦しいですが、自分自身「もしも、飲みに出かけていって体調を崩したり・・・」とか考えると、
行きたくても行けないのが本音です。

自分、従業員、取引先、商談するお客さん等、
全員の家族や関係者に自分が原因で迷惑がかかってしまう事を考えると、
行ける訳がないです。
だから「少しでもきっかけになるような行動はしないに越した事はない」そういうもんでしょう！

すでに高山市内でも感染者が出ているんですから！
本日も、12例目の感染者が出てました。
この狭い高山市に確実にコロナウイルスは感染拡大しつつある状況です。

高山市内の飲食店さんで、
「新型コロナウイルス感染拡大防止協力金についての嘆願書」を作成されたことを
FACEBOOKで知りました。

最近はインスタばかりで直接投稿はしてなく週一回ほど目を通すくらいですが、
たまたま見つけまして、すぐにBOLSまで「嘆願書」に記入しに行きました。
普段、自分たちも楽しませてもらってるお店に無くなってほしくない・・
そういう方は、高山市末広町72-1 老舗「BOLS」さんへ


そして・・・まさかの「協力金制度を利用しない」高山市が
市民に対して「午後9時以降の酒類を伴う飲食店利用を回避して下さい」という内容の
チラシを配布し呼びかけるという信じられない矛盾な事が起こっています。

新聞でも取り上げられる程、これは誰がどう聞いてもおかしいですよ！　
潰す気か？　地元のお店を守るんじゃないのか？


どんな職種・仕事でも、必ず回り回って至る所にシワ寄せが来ると思う。

例えば雪が降って除雪作業が忙しければ建設業の方々は潤うし、
スキーやスノーボードに来る観光客だって多くなる、
そうなれば宿泊業や夜の飲食店さんも必然と忙しくなる・・・
そうなれば日中のスーパーや小売店等もいい感じになる。。。

どれか一つがダメになれば、すべてに影響が出てくるはず。
直接影響がない人でも、その人の身内や親戚、またその人の大切な友人や知人、
結局みんな繋がっていくでしょう。　

誰もが関係ない・影響が無いなんて事は絶対にない。そんな感じですよ。