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イグニス MZ ! 下回りの錆と腐食
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先日、納車させて頂いた
「IGNIS MZ セーフティPKG 4WD」
スズキ イグニス の新車です(^_-)-☆
全方位モニター付メモリーナビも装備してます。
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カラーアクセントPKGをオプションで装着しましたので、
REDラインのアクセントで、かなり精悍な雰囲気に仕上がってます

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とにかく装備は充実しております。
デュアルカメラによる、自動ブレーキサポートシステム
車線からはみ出してふらついた時に警報で知らせてくれる、
車線逸脱警報機能や、誤発進抑制機能!
前の車が発進しているのにボーっとしていた時の、
先行車発進お知らせ機能・・・等々。

ヘッドライトも、LEDヘッドライトで、オートライトシステム機能付き。

その他、
高速道路走行時に便利なクルーズコントロール機能、
雪道発進をサポートするグリップコントロール。
急な下り坂でも安心出来るヒルディセントコントロール等々・・・(^^)/
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とにかく、本当の意味でフル装備な1台です!
そして何よりもコンパクトなSUVで軽快に走りを楽しめますね


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納車2日前に、下回り防錆処理を致しました。
ボディに防錆剤のミストが付着すると困るので、マスキング状態。

防錆塗装剤は、色々な会社から発売されております。
当店で使用していますので、新車の下回りを塗装するのに、
真っ黒にしてしまうと気が引けますので、クリアー色の設定がある、
「 スリーラスター長期塩害対策用防錆塗装剤 」で、
厚塗りタイプと、標準タイプを使い分けます。
お客さんの希望があれば、NOXドール等・色々なメーカーの防錆剤を施工します♪

全体に吹き付けますが、こういったフェンダーアーチ部分にあります、
丸いキャップを外して、中にも吹き付けます。

一番内面から良く腐食してくる、フェンダーアーチの、まさに裏側や、
サイドステップ部分の袋状になっている部分です。

そして、フレーム付いている、穴という穴へ、ホースを奥まで突っ込んで、
噴射しながらゆっくり抜いていきます。
この地味な作業は、後の画像で必要かどうか分かってもらえると思います。


このフレーム部分にも、内側から穴が開いてしまている車は、
飛騨に多くあります・・・(-_-;) ウチでも、フレームに穴が開きかけですと、
売り物にならないので、車検が残っていれば代車にします(^-^;


ホースの先端から、四方八方へ防錆塗装剤が噴射されます。

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下の2台は、お盆前にギリギリに納車させて頂いた
H19年式 DA64 エブリイワゴン PZターボ 4WD と、
H16年式 DA62 エブリイワゴン JOYPOPターボ 4WDです(^_-)-☆
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2台とも飛騨地域で乗られていなかった車両で、
愛知県と、岡山県のオートオークションで仕入れました!
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仕入れで一番重要視している下回りの状態は、
飛騨地域で乗られている車と比べますと、
ありえない位、状態に差があるんです(^^)


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下の画像は、H19年式の方です。
正直、新車から車検の時によく塗る、
シャーシブラック塗装(パスタ塗装)すら、
新車から一度も塗った形跡がありません。
目を疑うほど、本当に綺麗なんです

雪の降らない他県では、
シャーシブラックなど塗装しなくても錆は出ないんです(-_-;)
飛騨地方の融雪地域だけです。こんなに腐食してしまうのは・・・。

高山で下取りする車では、こんな状態の車は1台もありません。
どこかしら錆びてしまって、
ボコボコと内側から腐食が始まってきている状態になってます。

マフラーも、新車から装着されているモノでした。

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ここから下の画像3枚は、
H16年式 JOY POPターボの下回り。
実に、新車から12年経過していますが。。

よく腐食する部分は、私たちも日頃から目にしてますので、
分かっていますが、不思議なほど、腐食がありません!
いかに飛騨の道路は、車にとって過酷な状態なのかを証明してくれます(-_-;)

これから飛騨で乗っていただきますが、
お客さんも、この綺麗な状態を見て頂ければ、安心して乗ってもらえます


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そして、衝撃画像になりますが、
飛騨地域では、
このような状態になっている車、そして予備軍の車がほとんどです。
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当店に入庫歴のある、
同じH16年式のエブリイワゴンの画像です。
悲惨な状況ですし、、もちろん車検は通りませんので、
廃車コースとなります・・・。
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リヤのショックアブソバーの取り付け箇所が腐食し、
固定されている箇所から、もげています・・・。
グラグラですので、危なくて乗れません。
こうなると、どうしようもないんです。
鉄板で補強したりと方法はありますが、完ぺきには不可能かと思います。
フレームに酷い穴が開いています。
これハンマーで叩くと、穴がドンドン広がっていきます(-_-;)
画像右端に見えるのは、エンジンとミッションを支える、
主要マウントメンバー部分です。
その5cm後ろのフレーム部分は裏側はすでに、
腐食してしまっていますので、時間の問題です。
ガソリンタンクを固定するブラケット近くのフレームに、
こんなデカい腐食穴です。 いずれ、タンクが傾きます。
これ見たとき、絶句でした(苦笑)
とにかく、あちこち腐食していました。
いずれも、フレーム内側部分から盛り上がるように穴が開いています。
これを、完全に防げるわけではないと思いますが、
新車時に防錆処理するのは非常に効果的です。
フレーム内側に、錆・腐食が出始めてからでは、
進行をストップ出来ないからです。
そんな当店も3年くらい前に、
1年以上、代車で使用していたワゴンRを激安ポッキリ車で販売しました。
1年経たないうちに、
右リヤのショックアブソバー付け根が先ほどの画像のように、
もげて外れてしまいました。
外からの見た目では、そこまで進行していないよう思えたのと、
1年以上、問題なく代車使用していましたので・・・・。
すぐに違う車を用意させて頂いて、お客さんには納得頂けましたが。。
お客さんに迷惑と不快な思いをさせてしまった事に、
ひどく落ち込みましたし、強く反省しました。
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錆・腐食は甘く見ますと、大事な愛車を致命的な状態にさせてしまいますので、
是非、防錆処理をお勧め致します。
ここ最近になって、新車時の防錆処理塗装が盛んになってきたので、
施工されてないお車は、
春になったら徹底的に下回りの塩カルを除去することを
強くお勧めします。
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高山の自動車販売・修理業者さんでは、今、沢山やっておりますので、
一度、行き付けの車屋さんに相談してみては、如何でしょうか(^^)/
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#塩害対策用長期防錆塗装剤 #スリーラスター
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